ゴーントマンはいかにして倒されたか

このテキストでは、タンクレッド家のトルウィンハチ・メイラ=2らが いかにしてゴーントマンを倒したか、について、 主に小説第二巻( The Dark Realm ) の内容を元に説明します。 See also ( Main Characters from Torg Novels )

ゴーントマンとの対決

小説の第一巻では、 ゴーントマンからストームナイト抹殺の命令を受けて北米に送られた 狼男カーストが、 命令を逸脱して トルウィンらストームナイトを殺さず、 仲間と見せかけてオーロシュへ連れて来ようとします。 ところが一緒に旅をするうち、次第に彼女らに打ち解け、 自分の任務に疑問を抱くようになります。 実はこれがスラッチェンの 望むところだったわけですが。
そして一行はついにイルマウンド城塞へ到着。 恐ろしいモンスターや幻覚に襲われつつも、スラッチェンの陰からの助力もあってこれを撃退し、ついにゴーントマンと対峙します。ここでついにカーストもゴーントマンの奴隷として働くことを拒否。この恐るべきハイロードに敢然と戦いを挑みます。
しかしゴーントマンはストームナイト達より遥かに強力で、 いったんは完全に打ちのめされてしまいます。 トルウィンが剣で切り付けても、傷口からは一滴も血が流れず、 代わりに妖しげな光が溢れてくるだけなのです。
万策尽きたとき、ハチ・メイラ=2ジルの語る 「"虚"と"永遠"が出会ったときメールシュトロームが起こった」 という伝説に希望を託し、 "永遠"の力のかけらであるエタニティ・シャード、コヨーテの心臓を、 "虚"の力の体現であるゴーントマンにぶつけようと考えます。

とは言っても普通にやっても駄目だろう。そこで、「ゲイト」のグループパワーを使ってゴーントマンの体のすぐ近くに門を出現させ、そこから彼の傷口に直接コヨーテの心臓を押し込もうとしました。しかしその直後メールシュトロームが起こることを計算すると、1/10mm単位で正確な一点に門を出現させねばなりません。英文ルールブックによると、この難易度は40であったと書かれています。
それでも彼女らはこの作業に成功しました。コヨーテの心臓をゴーントマンの体内に押し込んだのです。``虚''と``永''の力が出会い、ここに猛烈なメールシュトロームが巻き起こりました。
ゴーントマンもコヨーテの心臓もどちらも数百のポシビリティを持っています。どちらもそう簡単には尽きません。ゴーントマンの肉体は激しいメールシュトロームによって粉々に引き千切られつつありますが、ハイロードはその絶大なパワーによって肉体を再生できるため死にはしません。

かくして、長い長いメールシュトロームの戦いが始まりました。メールシュトロームに入ってしまった結果、ゴーントマンはダークネスデバイスから切り離され、オーロシュのレルムを統治できなくなってしまいました。 この長い戦いがいつ終わるのか、それを知りたければ、 長編シナリオ The Gaunt Man Returns をプレイしなければなりません。

その後

ちなみにハチ・メイラ=2は、手を門から戻すのが一瞬遅れたため、左手を切断されてしましました。まあもともとサイバー化されていた左手でしたからそれほどダメージ大きくなかったんですけど。

また、ゴーントマンを倒す陰謀を巡らしたスラッチェンも、自らハイロードとなることはできませんでした。ゴーントマンのダークネスデバイスは、いずこともなく姿を消してしまい、スラッチェンの必死の捜索にも関らず見つけだすことができなかったのです。恐らくダークネスデバイスは、スラッチェンをハイロードとして不足と見たのでしょう。
仕方がないのでスラッチェンは、ゴーントマンがメールシュトロームに閉じこめられたことを隠し、他の部下には「ゴーントマンは極秘の用事でどこかへ出かけてしまった。不在の間、我スラッチェンを摂政に命じてレルムの留守を任せた」と言ってしまったのです。
当然他の部下(ヴァンパイアや黒魔術師、ラヴァゴン、ヴィクトリア人の将軍など)は、これを疑いました。しかしスラッチェンはメールシュトロームを巧妙に隠したため、実際にゴーントマンの所在が知れない。スラッチェンの言うことが本当だったら、後でゴーントマンが戻ってきたときにとんでもないことになる。仕方が無いからとりあえずゴーントマンが戻ってくるまではスラッチェンに従おう、ということで、現在のところはスラッチェンの命令に従っています。