このテキストは、小説三部作( Storm Knights, The Dark Realms, The Nightmare Dream) の主要登場人物を紹介します。
(Father Christopher Bryce) 元ニューヨークのイエズス会カトリック教会の司祭。 ルールブックp27の台詞を言った当人で、p127にも登場。 バラク・カーがニューヨークにメールシュトローム・ブリッジを落とした現場に居合わせ、その恐ろしいリアリティ・ストームの中で超越を体験し、ポシビリティ能力者となる。その後彼は数名の仲間と共にニューヨークを脱出し、フィラデルフィアでトルウィンの転生を目撃。以後彼女と行動を共にする。
(Tolwyn of House Tancred)
アイルのコズム、タンクレッド公家の家長にして、パラディンの長。500年前ユーソリオンがアイルを侵略したとき、龍と戦って命を落とす。しかし彼女の仲間達がセンドのグループパワーを用い、彼女の魂を他のコズムに送り出す。
500年の時を経て、彼女の魂は地球に転生する。交通事故で脳死状態に陥った女性の体に蘇ったのである。当初彼女は自分が何者であるかを含めて一切の記憶を失っており、その場に居合わせたブライス神父らと行動を共にする。が、夢の啓示に従ってグランドキャニオンに赴き、インディアンに伝わる伝説の秘宝「コヨーテの心臓」を手に入れる。
ちなみに「ストームナイト」という呼称が彼女の発案であることはすでに周知の通りである。一説によると、彼女がグランドキャニオンで戦った際、オーロシュの龍に「ストーマーめ」と蔑まれたのに反発し、「我々はストームナイトだ」と叫び返したと伝えられている。
(Dr. Hachi Mara-2)
カダンドラのコズムの天才少女。16歳にして博士号を三つ。ルールブックp16とp23に言葉を残す。
ここでカダンドラのコズムについて説明しておかねばなるまい。カダンドラは技術アクシオム26を持つ、先進的なサイバーテック世界である。中でもメイラは飛び抜けて優秀な頭脳を持った神童で、次元工学を発展させコズムヴァース理論を提唱。自らの理論を実証すべく、他のコズムとの交信を実現させる。
ところが、運悪くタチの悪いコズムを相手に選んでしまった。通信を受け取ったのは、魔法的サイバーウェアを体中に埋めこんだ怪しげなデーモンの支配する恐怖のコズム``サーコルド'' ここで勘のいい読者ならピンと来たであろう。そう。ロシアにブリッジを落として侵略を試みるが撃退される、あのホラー・テック・コズムである。
たちまち、悪のハイロードに率いられたテクノ・デーモン達が攻め込んできて、ここに二つのコズムの間の熾烈な戦争の幕が切って落とされる。幸いにしてカダンドラは、サーコルドを撃退することに成功した。多大な犠牲を払って。このことにより、メイラは「自分がコズム間通信の実験などを始めなければ」と強い自責の念を抱くに至る。
その後彼女は、贖罪のために、カダンドラのようにポシビリティ略奪者の侵略に苦しんでいる人々を救うため、自らそのコズムへ赴く使節の役を買って出る。彼女が行き先に選らんだのは、サーコルドが次に侵略を開始するであろうコズム、地球である。
かくして彼女は、試作したばかりの次元転送装置を使い、ポシビリティ戦争の始まった直後の地球へとやってきた。そしてブライス神父/トルウィン一行と出会い、彼らと行動を共にすることになる。
しかしその背後には、彼女を仇と付け狙うテクノ・デーモン、スラッチェンの姿があったのである。
(Thratchen)
サーコルドのテクノ・デーモンであるスラッチェンは、もともとサーコルドのハイロードに仕える側近で、カダンドラへの侵略の際にカダンドラに送り込まれていた。ところがカダンドラが防衛戦争に勝利し、メールシュトローム・ブリッジが崩れてしまったことで、スラッチェンはカダンドラのコズムに取り残されてしまう。
魔法アクシオムの低いカダンドラのリアリティに苦しんだスラッチェンは、こんなことになったのもハチ・メイラ=2のせいと逆恨みし、彼女を付け狙い始める。そして彼女が次元転送装置で地球へ出発したとき、その後を追って自分も地球へとやってきた。
転送後、彼女の居場所がわからなくなったため、彼はオーロシュのゴーントマンのもとへ助けを求める。ところがオーロシュのイルマウンド城塞で過ごしているうちに、彼の頭の中にとんでもない野望が浮かんできた。ゴーントマンを倒し、自らがハイロードの座につこうという陰謀である。
(Kurst)
カーストは、ゴーントマンの直接の部下として働いていたオーロシュの狼男である。
彼には過去の記憶がなく、
ただゴーントマンの命令に従ってストーマー達を狩る任務に当たっていた。
スラッチェンがハチ・メイラ=2の危険を訴えたとき、ゴーントマンはカーストに出動を命ずる。ところがこのとき、スラッチェンがカーストに催眠暗示をかけてしまう。ハチ・メイラ=2を倒さず、イルマウンド城塞まで無傷でつれてこい、と。
ボルネオから合衆国へやってきたカーストは、ブライス神父ら一行と出会い、自分がゴーントマンの手下であることを隠して行動を共にすることになる。グランドキャニオンでの壮絶な死闘の末に「コヨーテの心臓」を手に入れた一行は、カーストの導きで暗黒のレルム、オーロシュへと出発する。
カーストの性格を端的に表した文句の引用が、ルールブックのp22にある。
(Andrew ``Jackson'' Decker)
元アメリカ大リーグの花形ピッチャーで、
引退後下院議員となった。
最愛の妻ベッキーが事故死して悲しみにくれているところに
リビングランドの侵略が始まる。
ウェルズ大統領の依頼を受け、
自ら海兵隊を率いてリビングランドへ調査に赴くが、
リアリティ・ストームやらエディーノスの待ちぶせやらで
部下は全滅。ただ一人生き残る。
このときカーストと出会うが、二人は後に固い友情の絆で結ばれる。
その後トルウィンらと共にグランドキャニオンへと向かい、
``コヨーテの心臓''を巡ってゴーントマンの手先と戦う。
このとき、胸にゴーントマンの杖を突き刺され、重傷。
小説第二巻( The Dark Realms)では
ほとんど寝た切りとなり、夢の中でゴーントマンと対決する。
(Djilangulyip)通常ジル。アボリジニー(オーストリア原住民)の祈祷師で、``ドリームタイム''と呼ばれる不思議な次元空間と地上の間を行き来する。ボルネオにやってきたメイラ達と出会い、精霊の声やドリームタイムの囁き、先祖伝来の教えなどを元に一行を導く。