
ラヴァゴンは、ストーマーを狩るハンターとしてゴーントマンに仕える、 強力な種族です。
その姿は、デーモンと言うか、背中に皮の翼を持ったトカゲ男と言うか、 クトゥルフで言えばビヤーキー、トラベラーで言えばドロイン人、 まあそういう外見です。
ラヴァゴンのデータは基本ルールにも出てきますが、 これは最も弱いラヴァゴンのデータです。 もしあなたが自分のキャンペーンの中で ラヴァゴンを強力な敵として出したいのであれば、 サプリメント Ravagons を購入すべきでしょう。 このサプリメントではラヴァゴンの強力な能力が詳しく解説されており、 そのルールを使えばラヴァゴンは極めて強力な敵キャラとして ストームナイト達を苦しめられるでしょう。
Possibility Sense は、ポシビリティ能力者を感知する技能です。 ラヴァゴンは、周囲数百m内にいるポシビリティ能力者を感知することができる上、 一度感知した相手が逃亡してもマークして追跡することもできます。 ラヴァゴンは、この技能を使ってストーマーを狩り出します。
Possibility Rip は、相手のポシビリティを吸い取るという極道な技能です。 ラヴァゴンは、ストーム戦闘を起こさなくても、 ある条件下で相手のポシビリティを吸い取ることができるのです。 これは、ストーマーと戦うときの強力な武器になります。
さらにラヴァゴンは、自分のアクシオムを超える行動をしない限り、 よそのレルムに行ってもディスコネクトすることがありません。 リビングランドの中でも低い社会アクシオムに惑わされることがないし、 ニッポンテックの低い信仰アクシオムの中でも強力な奇跡を使うことができます。 かように、ゴーントマンの命令で世界中に出かけてストーマーを狩るのに 最適な連中なわけです。
T'z Ravoc は、暗く赤い太陽の周りを回る惑星で、 ポシビリティが枯れ果てたため死にかけている世界です。 砂漠と溶岩が世界のほとんどを覆い、自然環境は生物にとって極めて過酷です。
Irishantism の教えによると、ラヴァゴン達の世界 T'z Ravoc は、 創造主 Ravoc によって創造されました。 最初の頃の T'z Ravoc は、気候も穏やかで水にも溢れ、 楽園のような世界だったと伝えられています。 Ravoc はラヴァゴンをハンターとして創造し、 常に自らを研鑽する厳しい生き方を命じました。 ところがラヴァゴン達は楽園にあって堕落し、 のほほんとした生活を送り始めました。 これを見て怒った Ravoc は、T'z Ravoc をめちゃめちゃに破壊し、 どこかへいなくなってしまいます。 こうして T'z Ravoc は、今のように、砂嵐と溶岩の吹きすさぶ 過酷な世界になってしまったのです。
しかし Ravoc は、完全にラヴァゴン達のことを見捨てたわけではありませんでした。 Irishantza (預言者) を名乗る神の使いを送り、 ラヴァゴン達に試練を課すことにしたのです。 全部で7人の Irishantza が現れ、ラヴァゴン達が7番目の試練を乗り越えたとき、 Ravoc は再びこの世界に戻ってくるのです。 そうして5人の Irishantza が現れ、ラヴァゴンを導いてきました。 あと2人の Irishantza がやってくれば、ラヴァゴンの辛い日々も終わるのです。
Irishantism の教義はとても簡単です。 弱肉強食、適者生存。強い者が生き残り、弱い者には死を。 ただし、トリックやごまかしで戦いに勝つのは、弱者に他なりません。 正々堂々と戦って勝つこと。弱い者は淘汰されねばならない。
ところが、数百年前、6人目の Irishantza, サルスボラーツァを名乗る者が現れました。 このサルスボラーツァは、なんとラヴァゴンではない他の種族の者でした。 しかしラヴァゴンより遥かに強力で、 「力こそ正義」と考えるラヴァゴン達は彼に従わざるを得ませんでした。 この6人目の Irishantza こそ、かのオーロシュのハイロード、 ゴーントマンに他ならなかったのです。 ゴーントマンはこのようにしてラヴァゴンを騙し、 自分の手下としてしまいました。 そして彼らに、第六の試練として、他のコズムへ出かけてストーマーを狩る事を 命じたのです。
ゴーントマンの侵略は、嘘や欺瞞といった陰謀を数多く使います。
ラヴァゴンの中にも、この陰謀のために働かされる者も少なくありません。
このような陰謀は、Irishantism の正義に外れた行いです。
そのためラヴァゴンの中にも、ゴーントマンは本当に Irishantza なのだろうか、
と疑う者が出てきています。
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