ルール


行為判定

Torg の行為判定は、20面体サイコロ1個を振ることで行われます。

だいたいの流れは次の通りです。 まずマスターが使用する技能と難易度を設定し、 プレイヤーはサイコロを振ります。 次いでプレイヤーは出た目からボーナスを出し、 技能達成値を計算します。 この技能達成値が難易度以上なら成功、下回れば失敗となります。

技能/難易度の設定

判定が必要となったら、マスターがプレイヤーに「技能」と「難易度」を告げます。 どの技能でロールして、合計がいくら以上だったら成功、という意味です。

もし指定された技能を持っていない(Addが無い)場合は、 その技能のベースとなる能力値を使います。 例えば 白兵戦 の技能を持っていないキャラクタが 剣で切り付けるときには、 敏捷度を技能の代りに使います。 ただし、このように技能がない場合には "unskilled" と見なされ、 若干不利になります。

難易度は数字で示され、これが大きいほど難しいことになります。 普通にやって五分五分の行為は難易度8、少し難しい行為は10、 とても難しい行為は12、熟練がないとほとんど成功しない行為は15、 という具合になります。 しかし Torg ではPC達はヒーローですから、 難易度17程度でも割りと簡単に成功させる手段も用意されています。

サイコロのロール
基本的にTorg では、20面サイコロを振って、 出た目が高い方が良い結果となります。

ただし、出た目が10または20だったら、サイコロをもう一度振り足すことができます。 10の後に17が出たら、27となります。こうして、10か20が出続ける限りは、どんどん 上がって行きます。とんでもない難易度の行為でも成功する確率があるということです。

プレイヤーはロールの後で、ポシビリティを使うことを宣言できます。
ポシビリティを使うと、もう一度サイコロを振って振り足すことができます。このと きも10/20が出たら更に振り足します。したがって、ポシビリティを使いさえすれば、 かなり難易度の高い行為でも割と簡単に成功させることができます。

一回の行為判定に使えるポシビリティは1ポイントだけです。 2ポイント使って2回振り足すことは、 ドラマカードを使わなければできません。

技能達成値
プレイヤーはサイコロを振った後、この出た目で、キャラシートの下にある "Bonus Chart"を参照します。ここに書かれている数字がボーナスナンバーです。

ボーナスナンバーがわかったら、これを技能値に足してトータルを出します。 このトータルが難易度以上だったら成功、届かなかったら失敗、となります。 このトータルのことを、技能達成値(Skill Total)と呼びます。

効果トータル
戦闘中の攻撃では、「命中したかどうか」と「どれだけダメージを与えたか」の二つ を判定せねばなりません。 Torg では、前者は技能達成値を難易度と比べることで判定されます。 そして一方後者のためには、 効果達成値(Effect Total)というものが用意されています。

武器や呪文などには「ダメージ基本値」「効果基本値」という数値が与えら れています。判定のときに振ったサイコロの目のボーナスを、 この基本値に加えることによって、効果トータルが求められます。

なぜこのようなシステムになっているかというと、まず「命中判定とダメージ判定で 2回サイコロを振らずにすむ」ということがあります。1回で済むのでスピーディになり ます。 同時に Torg では、ヒーローポイント(ポシビリティ)を 使って振り足す方式になっていますが、 命中とダメージの判定が分かれていると、 命中にヒーローポイントを注ぎ込んで高い目を出したが 肝腎のダメージが全然行かなかった、ということもあり得ます。 ヒーロー性を重視する Torg では、 ヒーローポイントを注ぎ込めば必ず高い効果を上げられるようになっているのです。

行為結果表
行為判定が成功した場合の技能達成値と難易度との差を、 成功度(Result Point)と呼びます。 成功の度合を詳しく判定したい場合は、 この結果ポイントを「一般行為結果表(General Result Table)」に当てはめて、 成功の度合を出します。

戦闘の場合は、効果達成値(ダメージ達成値)から相手の防御値 (耐久力だったりアーマーだったりする)を引き、 その差を「戦闘結果表(Combat Result Table)」に当てはめて、 結果(受けるダメージ)を出します。


ドラマカード

Torg では、ドラマカードと呼ばれるカードをプレイ中に使用します。

カードは上下でマスターサイド / プレイヤーサイドに分かれており、 2種類の使い方があります。

ゲーム開始時プレイヤーにはドラマカードが数枚配られます。カードのプレイヤーサ イドには「筋力を一時的に上げる」「失敗した判定をもう一度試みられる」などが書かれており、好きなときにこれを使うことができます。カードを使うことで、超人的な活躍ができるわけです。

戦闘が始まると、マスターは毎ラウンド山札からカードを1枚めくります。このカー ドをアクションスタックと呼びます。このカードのマスターサイドによって、そのラウンドのイニシアチブが決ります。 

戦闘中、プレイヤーは、カードを手札から自分の前の机の上に、毎ラウンド1枚づつ出 して行 きます。戦闘中は、手札からカードを出すことができず、いったん前に出してか らでないとならないのです。この前にあるカードを、場札(Pool)と呼びます。
ただし、プールにあるカードなら何枚でも使えます。 一度に全部使っても構いません。

一方、アクションスタックのマスターサイドには、「推奨行動」というものが 示されまます。「挑発」とか「攻撃」とかです。この行動を行って成功するとカードが1 枚もらえます。

Torg の戦闘の基本は、戦闘開始後しばらくは Approved Action に従ってカードを 集め、プールにカードをためこみ、 機を見て一気にカードをつぎこみ一撃必殺を狙う、 というパターンになります。 戦闘開始後しばらくはじっと耐えないといけないわけです。

スペシューム光線はカラータイマーが点滅してから、という原理です。